バッファローで週末、フロリダで2週間、冬を避けて1か月の日差しの中へ——カナダに住んで国境を越える人は誰でも、最初の通知が届いた瞬間に同じことを考えます。「今日、このスマホにいくらかかっているんだろう?」大手通信会社の場合、正直な答えは「毎日、最大16カナダドル」。もっと安い方法はありますし、どれも今の電話番号を手放す必要はありません。
大手3社が米国で請求する料金
Rogersは Roam Like Home で米国ローミングに1日16カナダドルを請求しています(rogers.com、2026年10月24日確認)。Telusは2025年10月、米国向け Easy Roam の料金を1日16カナダドルに引き上げました(MobileSyrupの報道、2026年3月)。Bellの Roam Better は米国で1日13カナダドルです(WhistleOut、2026年5月)。いずれもカナダドルで、スマホを使った日ごとに課金されます。
この料金だと、米国での1週間は91〜112カナダドル。2週間なら最大224カナダドルです。各社は1か月の請求額に上限を設けています(たとえばBellは20日分で課金が止まります)が、上限があっても長期滞在ではあっという間にかさみます。ご自身のプランの上限を確認してください。
通信会社のパスは割安。でも安くはない
各社は米国向けのトラベルパスも販売しています。Rogersは7日間50カナダドル、30日間80カナダドルを掲載。WhistleOutはTelusの7日間 Easy Roam パスを40カナダドルとしています。請求書もSIMも1つにまとめておきたいなら、1日ごとに払うよりパスのほうが明らかにお得です。料金はよく変わるので、出発前にご自身の通信会社の最新料金を確認しましょう。
米国向けトラベルeSIM:ローミング1日分より安く1週間
トラベルeSIMは、旅行中だけスマホにデータ専用の2回線目を追加するものです。カナダのSIMはスマホに入れたままなので、電話番号はSMSや通話にそのまま使え、データはeSIMが旅行全体の定額で担います。
当店の米国無制限データは7日間¥1,080から、30日間¥3,080から。価格はショップからリアルタイムで表示し、サブスクリプションも自動更新もありません。どのプランも1日ごとに高速で使える量があり、その後は価格の横に書かれた速度で使い続けられます。
国境の両側で暮らしていますか?カナダと米国をまとめてカバーするプランは30日間¥7,080からです。
カナダの番号はそのまま、1日ごとの料金はなし
大事なのはここです。ほとんどのスマホでは、カナダのSIMを通話とSMS用にオンにしたまま、モバイルデータをeSIMで使えます。カナダ回線のデータローミングはオフにして、データ通信でローミングの1日が始まらないようにしましょう。従量制の料金で着信やSMS受信がどう課金されるかは通信会社に確認を。Wi‑Fi通話に対応していれば、Wi‑Fi経由の通話は国内と同じ料金で済むことが多いです。
ほかにも知っておきたい選択肢
ホテルやカフェ、ショッピングモールの無料Wi‑Fiで、特に大きなダウンロードはかなりまかなえます。長期滞在なら、店頭で買う米国のプリペイドSIMも一つの手です(新しい番号でかまわなければ)。短い旅行でカナダの番号に仕事の電話が多いなら、通信会社のパスがいちばん手軽かもしれません。大切なのは、1日ごとの料金に任せず、自分で選ぶことです。
国境を越える前に
eSIMは自宅のWi‑Fiでインストールしておきましょう。日数のカウントは米国で初めて接続したときに始まります。モバイルデータをeSIMに切り替え、カナダ回線のデータローミングをオフに。道中用にオフラインマップをダウンロード。あとは日数を数えずに国境を越えるだけです。